リラクゼーションセラピスト検定1級について、実力アップ問題を作成してあります。カテゴリー別に分類してあるので苦手な分野を重点的に学習しましょう。
[203] アトピー性皮膚炎について誤っているものはどれか?
① 最も重要な症状は痒みで、発作的に激烈になる
② 発症要因としてドライスキンがあげられる
③ 炎症に対しては、ステロイド外用療法を主とする
④ 精神的なストレス、発汗や気候の変化などは発症要因にはならない
≪解答≫は下にあります。
≪解答≫
④ 精神的なストレス、発汗や気候の変化などは発症要因にはならない
アトピー性皮膚炎について
[症状]
- 最も重要な症状は痒みで、発作的に激烈になる
- 合併症として、接触性皮膚炎などの皮膚疾患、伝染性膿痂疹(とびひ)などの感染症があげられる
[発症要因]
- 非アレルギー的な皮膚側の要因:皮膚バリア機能低下、ドライスキン、痒み閾値の低下など
- アレルギー的要因:ダニ、ハウスダストなどの環境。食物アレルゲンに対するIgE抗体を介した即時型過敏症など
- 生活環境的な要因:精神的なストレス、発汗や気候の変化など
[治療法]
- 患者ごとに「増悪因子の除去及び環境整備」「スキンケア」「薬物療法」を組み合わた治療を行う
- 炎症に対しては、ステロイド外用療法を主とする
- 生理学的機能異常に対しては、保湿外用等を含むスキンケアを行う
- 痒みに対しては、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬を補助療法として併用する