最近、街中ではどこに行っても『リラクゼーション施設』を見かけるようになりました。
そして、そのリラクゼーション施設では多くの「リラクゼーションセラピスト」が働いています。
そのおかげで、待ち時間もなくすぐに施術を受けることができる施設も多くあります。
ただ、施設で働いているセラピストすべてが同じ知識、同じ技術を有しているわけではありません。
経験やスキルに大きな差があり、ときには物足りなく感じてしまうこともあります。
そのようなことが起こらないように、セラピストは日々努力し、お客様へより良いサービスを提供するために自分の施術や接客の技術を高めていく必要があります。
お客様を満足させるために必要なもの・・・このことには、実践に基づいた技術力がもちろん大切になります。
ですが、それと同時にしっかりとした知識を有していること、そしてその知識を証明する”資格”を有しているかも重要です。
資格を有していることはお客様から見て、自分の身体を預けることに対して安心感にも繋がります。
そのため、リラクゼーション施設で働くセラピストとして、リラクゼーションに関する資格を取得することが勧められます。
リラクゼーションの定義
リラクゼーション( relaxation )とは、医療や治療とは異なりリラックスすることです。
それは、心と身体の「休養・気晴らし・緊張の緩和」のことを言います。
ヒトの身体は、交感神経が優位になることにより興奮状態になりますが、リラクゼーションにより副交感神経が優位であるリラックス状態に導きます。
リラクゼーションセラピストとは?
リラクゼーションセラピストは、手指などを用いお客様の心と身体が緊張から解放される時間を提供します。
そこには、照明・香り・音楽などの空間演出により五感に安らぎを与え、心をリラックスさせることも含まれます。
あん摩・マッサージ・リハビリテーションといった国家資格が必要な医療や治療行為とは異なり、ストレスからの開放といった満足感を与える職業になります。
リラクゼーションセラピスト検定とは?
リラクゼーションセラピスト検定とは、「総務省の日本標準職業分類コード429」に表記されているリラクゼーションセラピストのための、リラクゼーションに関する唯一の認定試験になります。
リラクゼーションセラピスト検定1級 概要
※R1.9時点
受験にあたって
- ¥15,000(税抜き):2019年11月以降¥12,000(税抜き)
- リラクゼーション協会会員(協会会員会社所属)
- 2級認定試験合格、かつ協会会員会社での実務経験が1年以上
- 上級救命講習の受講は1級試験の必須条件ではない。
試験について
- 制限時間:90分 問題数:100問 選択式(4択)
- 正答率80%(全100問中80問正解で合格)
- 合格発表日にリラクゼーション協会ホームページ上で発表
リラクゼーションセラピスト検定2級 概要
※R1.9時点
受験にあたって
- ¥6,000(税抜き):2019年11月以降¥7,000(税抜き)
- リラクゼーション協会会員(協会会員会社所属)
- 協会会員会社で100時間以上の研修を修了、又は協会会員会社での実務経験が3ヵ月以上
試験について
- 制限時間:60分 問題数:50問 選択式(4択)
- 正答率80%(全50問中40問正解で合格)
- 合格発表日にリラクゼーション協会ホームページ上で発表
申込方法
ホームページの「申込みフォーム」より申込みを行います。
“”日本リラクゼーション協会“”
リラクゼーション協会 公式テキスト・問題集
リラクゼーション協会ではリラクゼーションセラピスト認定試験合格に向け、3種類の教本を販売しています。
- リラクゼーションセラピスト1級:リラクゼーションの知識と応用
- リラクゼーションセラピスト2級:リラクゼーションの基礎知識
- 1級2級認定試験問題集
リラクゼーションセラピストとしての知識を養うのに重要な項目をわかりやすく説明してありますのでご利用ください。

1級2級の教本・問題集が改訂
2019年11月より、日本リラクゼーション業協会主催のリラクゼーションセラピスト1・2級認定試験の出題内容が変更されることになりました。
それに伴い、2019年10月からの販売分より、1級2級の教本・問題集が改訂しています。
教本・問題集の購入は下のリンクよりお進みください。
http://www.relaxation-net.jp/exam/order